フスフレーゲとは?
「フスフレーゲ」とは、ドイツ語で「フットケア(足の手入れ)」という意味で、足を健康に保つための療法です。また、この足の療法士のことを「フスフレーガー」といい、ヨーロッパではドイツを中心に、現在約15万人のフスフレーガーが活躍しています。
本場ドイツでは、「フスフレーガー」は民間資格として国に認定されており、整形外科などの専門医と提携してトータルにフットケアを行うサロンもあります。
「フスフレーゲ」は1700年代、フランスのルイ王朝時代に「ルイヒール」という細い靴が流行し、それを履いて足を痛めた貴族の足をケアする必要性から生まれました。その後人々の間で足や靴に対する意識が徐々に高まり、フットケアが習慣として日常生活に深く浸透するようになったのです。
定期的なフットケアで、足も身体も健康に!
生まれてくる子供の98%は健康な足を持っています。
しかし、大人になると75%以上の人が足に何らかのトラブルを抱えるようになります。
土台である足が崩れれば、その上にある身体に支障をきたすのは当然のこと。
放っておくと、肩こりや腰痛、頭痛のほか、胃腸障害など内臓疾患まで引き起こすことがあるのです。
足は身体の全体重を支え、毎日負担を強いられています。土台である足に魚の目や胼胝(たこ)、巻き爪などのトラブルがあれば、歩行に支障が出るばかりでなく、肩こりや腰痛など、身体にも悪影響が。定期的にフットケアを行い、トラブルを改善することで、足がキレイになるのはもちろんのこと、姿勢が良くなったり、歩き方がキレイになったりするなど、身体の歪みを正すことにも効果的です。
身体の土台である足を定期的にケアすることは、足と身体両方の美容と健康を保つためにとても大切なのです。